身体「崩し」の構造 物理学で合気に迫る [ 保江邦夫 ]
Item Number 16
物理学で合気に迫る 保江邦夫 ビーエービージャパンカラダ クズシ ノ コウゾウ ヤスエ,クニオ 発行年月:2011年03月 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784862205841 保江邦夫(ヤスエクニオ) 1951年生まれ、理学博士。
確率変分学の開拓者。
天文学、理論物理学、数理物理学の学位取得後、スイス・ジュネーブ大学理論物理学科に奉職。
1982年、“武の神人”佐川幸義宗範に入門。
その直伝を心の糧とし、独自の視点で大東流合気柔術の真理探究と実践に尽力している。
現在、ノートルダム清心女子大学大学院人間複合科学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ぬかるみに学ぶ“崩し”の物理ー敵の足運びの自由を奪うことから始まる崩しの物理と合気による崩し/波にさらわれる身体に学ぶ“崩し”の極意(1)力の作用点を移動させる崩しの物理と合気による崩し/波にさらわれる身体に学ぶ“崩し”の極意(2)力の支点を移動させる崩しの物理と合気による崩し/ベクトルとしての力を活用した“崩し”の極意(1)力の作用点を察知させない崩し技と合気による崩し技の実践/ベクトルとしての力を活用した“崩し”の極意(2)肘と膝の身体意識を生むための稽古に始まる合気揚げと崩し/骨格の構造力学的な弱点を活用した“崩し”の極意(1)二足直立する身体の自然崩落を招く弱腰による入り身投げ、一ヶ条、そして外無双/骨格の構造力学的な弱点を活用した“崩し”の極意(2)身体骨格自由度のデッドポイントに誘導する二ヶ条、三ヶ条と四ヶ条の極めと合気による極め技/身体の回転運動の力学を活用した“崩し”の極意(1)倒されやすさと慣性モーメントの大小/身体の回転運動の力学を活用した“崩し”の極意(2)角運動量保存法則による回転速度制御/身体の回転運動の力学を活用した“崩し”の極意(3)二重回転の威力と腕のローラー回転による崩しと合気/自分の運動量と角運動量を活用した“崩し”の極意(1)弱いロボットの強さの秘訣と運動量/自分の運動量と角運動量を活用した“崩し”の極意(2)慣性の法則と慣性力/自分の運動量と角運動量を活用した“崩し”の極意(3)並進慣性力を使う崩しと合気/自分の運動量と角運動量を活用した“崩し”の極意(4)回転慣性力を使う崩しと案山子崩し/自分の運動量と角運動量を活用した“崩し”の極意(5)回転慣性力を使う崩しの応用と合気/敵と自分の間の自由度を活用した“崩し”の極意(1)つかみどころがないという強さの秘訣と合気の身体/敵と自分の間の自由度を活用した“崩し”の極意(2)内力と外力の違いを理解することで身につける合気と透明な力/重力を活用した“崩し”の極意ー地球引力による崩しと合気 物理法則を超えた神技を求め、物理学を限界まで駆使する。
底面重心位置、連続移動作用点力、ベクトル力、骨格構造的弱点、デッドポイント、慣性モーメント、角運動量、並進慣性力、回転慣性力、外力・内力、重力ー。
自然科学の視点から、“武の神人”佐川幸義宗範の技を追求。
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